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2005~2013の記録


by たかいとこすきな よだえもん

観戦記>広島 3-8 ヤクルト

2008年7月19日(土)  明治神宮球場
NHK BS副音声(解説:大野 実況:黒氏 レポート:竹林)
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4 東出
8 天谷
9 アレックス
3 栗原
7 嶋
5 シーボル
6 梵
2 石原
1 宮崎 - (6回裏1/3)岸本 - (8回裏) - 森
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約二ヶ月ぶりの先発・宮崎。カープの先発投手は相変わらず、投球のボールが高い。2回裏、田中の打球をショート・梵のエラー(グラブでボールを捕球し損ね)。飯原のライト線2塁打(嶋ならば捕球していた)。ウィルソンのショートゴロで1失点。福川のスクイズが決まったが、投球動作を始める前からバントの構えをしていたので、勘の良い投手ならばピッチドアウトできていたような。5回裏まで宮崎は要所を締めていたが、6回裏、一死2塁で、田中に四球。飯原が「四球の直後の初球を狙う」セオリー通りにタイムリーヒット。宮崎も、このヒットで動揺したか一挙6失点で、試合が決まった。

打線も、何の工夫も見られない。5回表、梵がセンター前ヒットを打つも、意味不明の二塁暴走&タッチアウトで、ヤクルトを助けてしまった。ベンチに帰った梵を内田コーチと前田智が薄ら笑いで迎えていたのが印象的だった。3回表、二死から東出がヒットで出塁するも、何の策もなく天谷が凡退。



【総評】
解説の大野氏が「ヤクルトのような試合運びをカープが行いたい」と語っていた。確かに、ヤクルトの打者は、足の速い選手は果敢に盗塁し、1塁に走者がいれば、ライト方向にゴロを打ち、走者を進塁させる。ヤクルトはラミレス。カープは新井と、同じ4番を出した両チームにあって、盗塁、進塁打、犠打、スクイズと、勝ちに拘る野球、一点でも得点する野球を実行するか、しないかの違いを、まざまざと見せ付けられた。

先発投手、中継ぎ投手の不安。打線も、エンドランに頼るのみのワンパターンと、梵の暴走に見られるように、つながりが感じられない。遠征疲れもあるだろうが、ブラウン監督を始め、ベンチから意識を変えなければ、ズルズルと借金は増えていくのは間違いない。

懸案のライト・アレックス。打率3割故に起用せざるを得ないが、守備力を考えると、レフトに回すべきだ。
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インターバルの花火の打ち上げが、勢いのあったカープの華麗さと、現状の衰退を連想させた。
by takaitoko | 2008-07-19 20:40 | 広島東洋カープ