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2005~2013の記録


by たかいとこすきな よだえもん

6連敗で借金10 大竹、踏ん張れず4失点

6連敗で借金10 大竹、踏ん張れず4失点
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cs201306050309.html

ついに最下位。先発投手を始め、投手陣が無失点に抑えることが勝ちに繋がるしかないのが現状だ。つまり、相手に先取点を取られた時点で負け。同点に追いついても逆転できなければ勝ちの公算はなくなる。

深刻な貧打も新井打撃コーチに言わせると「打撃の技術の問題」と呆気無い。この試合でも、いとも簡単に得点するロッテに比べ、得点圏に走者を置いても、フライ、フライそしてフライとまさに、後続に繋げる意識が見えてこない。例え、アウトになっても、進塁打さえ打てないのが敗因でもある。

勿論、打撃にしても投球にしても、波はある。しかし、その波も個々の選手によって違う筈で、誰かが打てなくても、誰かがカバーできるのだが、カープの場合、仲が良すぎるのか、みんな同じように低迷してしまう。





低迷の原因に関しては言わずもがな「球団の体質」つまり、優勝を狙うのではなく、育成を主に置いた方針。「固定化されたコーチ陣」「監督の人選ミス」・・・と過去、このブログでも嫌というほど指摘した。つまり【変わること】を拒み続けた結果が今にある。

球団フロントがチームを優勝させようと心を変えるなら、ドラフトは即戦力中心となるだろう。結果の残せないコーチ陣は退任させ、実績のあるコーチの招聘。監督の人選にしても、名選手が名監督とは限らない。外国人にしても一年で結果を求めるのではなく、柔軟に日本の野球に対応できる若手を採用。国内選手にしても、基本は守備力と走力重視。守れない、走れない選手はレギュラーにしない。などなど・・・根本から個々の意識を変える必要がある。

人間は日々進化し、変化するものである。本当に優勝するには、何を為すべきなのか?その答を見つけようと、松田元オーナーを始め、意識が変わるなら、カープは強くなる。

かつて初優勝の1975年。ルーツ監督は負け犬根性が染み付いた球団を変えようとした。その意志は、古葉監督に引き継がれた。これは故松田耕平オーナーを始め『カープを優勝させよう』という気持ちが強かったからに違いない。果たして、松田元オーナーは心底、強いカープを望んでいるのだろうか?

端から見ていると、優勝よりも球場に観客が多く入ってくれれば良い。球団グッズが売れれば良い。とマツダスタジアムという器ばかり気にしている。しかし、器を綺麗に創っても、強さという魂が無ければ、観客も遠のくに違いない。目標は、お客が増えることではなく、カープが強くなること。目的が明確になっている今、変わるべきはカープ球団そのものなのだ。
by takaitoko | 2013-06-05 21:02 | 広島東洋カープ