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2005~2013の記録


by たかいとこすきな よだえもん

観戦記>巨4-3広【2013開幕戦】

継投裏目、今村沈む
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cs201303290182.html

野村克也氏に言わせれば「接戦を負けるのは弱いチーム」とのことだが、この試合は明らかに去年よりも打撃は向上した。特に、三番・ルイスの加入はクリーンアップの厚みを増したといえる。ただ、巨人との明らかな差は年俸に現れる層の厚さ。ロペスにしても村田にしても文句無しのオーバーフェンスはソロホームランとはいえ、梵、堂林がフェンス上のネットを超えることができなかった。ツキの無さで片付けるのは簡単だが、この二本の本塁打と二塁打がチーム力の違いなのだと実感。

あと以前から気になっているのは捕手・石原のリード。バリントンも初の開幕投手ということで、巨人の宮國同様、緊張があったに違いない。制球の悪さが目立ったが、石原のインサイドワークが全く機能していないように見える。打席でも同様だが、走者が塁上に居る時、フライを簡単に上げてしまうのは何も考えていない証拠。新人なら兎も角、中堅・ベテランの域ではない。

巨人の捕手・阿部にしても宮國のスライダーの制球が悪いと判断すると、徹底的なフォークボールの連投。フォークの多投は試合後半の握力に影響するが、それでもストレートを見せ球に、フォークボールを投げさせたのはカープ打線が合っていないと判断したのだろう。

石原もそれなりにリードしていると思うが、大半が投手の出来に左右される。例えば、前田健のような安定したケースは好リードに見えるが、調子の悪い投手の場合、単調になって痛打されている。お馴染みの長打警戒の外角中心の配球も、内角を攻めるなどの工夫が感じられない。捕手を含め、バッテリーコーチの刷新が望まれる。
by takaitoko | 2013-03-29 21:53 | 広島東洋カープ