人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2005~2013の記録


by たかいとこすきな よだえもん

忙中閑話>なぜ「投高打低」=「貧打」なのか

5月16日付けの中国新聞カープ情報「【球炎】「投高打低」極端すぎる」で木村雅俊記者は「貧打線は補強失敗か、キャンプの調整ミスか。はたまた3年間のツケと、その複合要素か」と記述しているが、個人的見解とすれば最大の原因は「日替わり打線」或いは「日替わり守備」だと推測する。

今季、打順で固定されいるのは唯一「4番・栗原」のみ。開幕戦の先発オーダーは

8 赤松
4 東出
6 梵
3 栗原
5 シーボル
7 嶋
9 天谷
2 石原

であった。三番・梵に違和感があるものの、ブラウン監督は何故、このオーダーを貫くことができなかったのだろうか?図ったように、相手チームの投手に合わせ、右打者或いは左打者中心の打線を組んだ。その意図は、相手投手との相性を考えてのことだったに違いない。




しかし、36試合経過した現在、結果が出ていない。その理由は、明らかに、日替わり打線の効果がなかったのだ。好調の東出さえ“休養”という称して、一試合休ませてしまう。それ以外の選手例えば、梵は相手投手によって、スタメンから外された。選手にしてみれば、今日の試合でヒットを打っても、明日の試合で、先発スタメンに名前が上がる可能性が少ないとなると、果たして、打撃のモチベーションは上がるだろうか。

ブラウン監督の勝ちに拘る姿勢も理解できなくもないが、もっと、個々の選手の気持ちを考え、打順は極力変えるべきではない。巨人を始め、好調チームは、日替わり打線がない。日替わり打線で効果があったチームも存在するが、効果がないことは即、諦める必要がある。

ともあれ、現在チーム防御率は、2.98。あとは、チーム打率を2割2分5厘から上げていくのみ。今は、結果は出なくても、必ず、打撃は上昇する。CS進出への執念を持ち続けている限り、夢は必ず実現する。
by takaitoko | 2009-05-17 05:17 | 広島東洋カープ