2005~2013の記録


by たかいとこすきな よだえもん

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忙中閑話>「根回し」

先日の九回表にサファテでなく、ミコライオが登板した件。報道を見る限り、事前にサファテに『今日の抑えはミコライオでいく』という相談が無かった模様。実際問題として、あの場面。ミコライオだけでなく、サファテも肩はできていた筈。ただ、先日のミコライオとサファテの出来を比較した野村謙二郎監督は『今日は調子の良さそうなミコライオでいくかな』と判断したに違いない。

ただ、ミコライオをクローザーとして登板させるには事前に、サファテに「連戦疲れや肩の負担を考え、ダブルストッパーでいく」と相談すべきであった。それができていなかったからこそ、サファテの憮然とした態度や大野投手コーチの「抑えはサファテ」という発言があった。

野村謙二郎監督もクローザーの重要さは痛切に感じている筈だが、一瞬の迷いと選択が致命傷となり、非難を浴び、最後はサファテに謝罪という余計な仕事を増やしてしまった。更に致命的なのは、監督、コーチ、選手同志の信頼感が揺らいだことで、野村謙二郎監督自身、信頼を取り戻すには倍の労力が必要なのは間違いない。

とまれ、その場の思いつき。良く言えば動物的勘かもしれないが、監督の采配はけっして破天荒であってはならず、野球の流れを考え、的確な采配が求められる。ただ、野村謙二郎監督就任二年目あたりから感じる「コーチに対する信頼感の無さ」は根強く残っている気がする。




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by takaitoko | 2012-04-30 06:00 | 広島東洋カープ
昨日の嫌な負けが尾を引かなければ良いがと思っていたが、野村祐輔のピッチングは、それを打ち消す見事な内容だった。ピンチは七回表、一死1、3塁。バレンティンをアウトローの縦スライダーを打たせ、投手ゴロからの併殺。先日の福井のように力んで四球という心配がない。本当にルーキーかと思わせる投球。試合後のインタビューでは打者心理を読み、配球していると答え、つくづく頭の良い投手であり、それをやってのけるのは抜群の制球力あってこそ。「投手の生命はコントロール」という見本でもある。




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by takaitoko | 2012-04-29 17:10 | 広島東洋カープ



引退セレモニーで野村謙二郎選手は「子供たち。野球は良いもんだぞ」と語った。そして野村謙二郎監督となって果たして、子供たちに野球の良さを与えているだろうか?残念ながら、野球の悪さを教えてしまっていることは否めない。

1988年、ドラフト一位で入団。1991年の優勝時はリーダー的存在に。そして幾度の怪我に襲われながら、ついに2000本安打も達成。栄光と挫折を繰り返しながら、所謂、幹部候補生の道を歩んできた彼も、監督になり、野球の難しさ。自分でできない歯がゆさを感じているに違いない。

今更ながら、なぜ、野球評論家から即、監督になったのだろう?まず最初に打撃コーチなりで現場に慣れ、選手、コーチとのコミュニケーションを確立し、そして監督への道はなかったのだろうか?

名選手、必ずしも名監督にあらず

まさに、この言葉が野村謙二郎監督を始め、元・山本浩二監督にも通じる。

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by takaitoko | 2012-04-29 05:50 | 広島東洋カープ
観戦記という割りに『先制点を取られたので負け』と思い、五回裏で観戦終了。途中気になってスコアを見ると、一点差そして逆転。少なからず、勝ちを夢見ていたが結果は言わずもがな。残念ながら八回裏の攻撃は定かでないが、そもそも、九回表のサファテでなく、ミコライオは何だったのか?サファテは連投でもなく、昨日は移動日。阪神戦で嫌な負け方をしたが、守護神を任せている以上、九回表はサファテだった。サファテで逆転されるのとミコライオで逆転は、前者は諦めもつくが、後者は蟠りが生まれる。

とまれ、今日の負けは「二試合分の負け」に等しい。この負け方から立ち直るには、まだまだ時間がかかる。




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by takaitoko | 2012-04-28 18:38 | 広島東洋カープ
チーム順位欄に「得点」と「失点」の項目がある。当然ながら得点が失点を上回れば上位となる。さて、広島東洋カープはどうか?得点46、失点63(2012年4月26日現在)で、その差、マイナス17でDeNAのマイナス36に次ぐ。ちなみに、得点と失点差が大きい順は

中日   +21
阪神   +20
ヤクルト +10
巨人   + 2
広島   -17
DeNA  -36

実際のところ、この得点と失点の傾向が大きく順位に反映されると思われる。
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by takaitoko | 2012-04-27 05:41 | 広島東洋カープ
結果は11回裏、平野のサヨナラヒットで試合終了。バリントン、ミコライオ、サファテと繋いだが、2イニング目のサファテは明らかに球速が落ちていた。更に、一塁手・岩本のエラーと負けの要素たっぷり。しかし平野の打球がセンターに抜けて、廣瀬の打球が抜けないとは野球とは本当にシビアなゲームだと痛感。

それにしても、阪神・安藤はフォークボール中心の配球。カープ打線はことごとく、低めのフォークを空振りしていたが、果たして、試合前のミーティングや試合中の円陣は何を話したのだろうか?素人目にも視線を高くし、ベルトより下のコースの見極めが出来ていれば安藤も苦しんだに違いない。特にチャンスで、完全なボールを空振りと選球眼の無さを見た。先日、巨人の長野が同じようなボールを空振りしていたが、貧打の要因は広島と巨人、通じるものがあるのだろう。

とまれ、打撃コーチの指導力不足。選手のスキル不足。統一球の不慣れ・・・と課題はまったく解消されていない。ただ漠然と試合をしているだけ。望みは東出の打撃の復調だけだった。




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by takaitoko | 2012-04-26 21:42 | 広島東洋カープ
今日は先発の前田健がすべて。ただ八回裏で降板は前回に続き二度目。今回も前田健、本人の意志だろうか?試合の流れを考えると完投すべきでなかったか。ただ、内容は完璧。特に七回裏、無死二塁のピンチで、ブラゼルに高めの吊り球。金本に外角にチェンジアップ。そして大和には打ち気をそらす、スライダーと見ごたえのあるイニングだった。

それにしても八回表の堂林のプロ入り初ホームランは、七回裏の前田健のピッチングが呼んだともいえる。メッセンジャーも油断したわけではないだろうが、スライダーが甘めに入った。勿論、甘いコースを見逃さなかった堂林も立派だが、この積極性を栗原を始め、各打者に欲しいところ。

ただ六番に降格した栗原は深刻。低めの完全なボールコースのフォークを空振り。二打席目、センターフライになったが、スイングも鈍い。栗原に限らず、鳥谷や平野にセンターに抜ける打球を捕球されたのは打球の速さが出ていない。いわば、統一球の芯をとらえていないのだろう。




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by takaitoko | 2012-04-24 21:50 | 広島東洋カープ

忙中閑話>大人と子供

勝てん!けど・・ (石井 琢朗オフィシャルブログ|琢朗主義)
http://takuro.aspota.jp/2012/04/post_1387.html


上記ブログの中で石井琢選手は中日と広島を「大人と子供」に例え、現状を打破するには「赤ちゃんになれ」と提言している。流石、現役の選手として的を得た文章だと思う。確かに、中日と広島は大人と子供或いは職場のベテラン組と新人組。

新人組といっても右も左も判らないルーキーではなく、一通りの仕事の内容は把握している云わば、入社三年目くらい。同じ仕事をするにも何をまず一番にすれば良いか知っているベテランと準備に手間取り、なかなか仕事にならない新人組。





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by takaitoko | 2012-04-22 21:56 | 広島東洋カープ

観戦記>広島2-3中日

野球解説の小早川氏「この三連戦、カープは同じようなタイプの投手にやられている。チーム内で統一した意識(打席の位置や絞り球)が必要」と指摘。また現役時代、山本昌投手と対戦する際、当時の水谷打撃コーチに「打席の立つ位置や狙う球種を指示された」とも。これがまさにチーム一丸なのだろう。今年に限らず、同じように負けてしまうのは打撃コーチの指示不足と選手のスキル不足なのかもしれない。

それにしても、この中日三連戦。広島との質の違いを感じた。今日にしても、マウンドにはサファテ。外野手はバックホームに備え、前進守備。しかしサファテは大島に甘いコースを投げ、レフト・ニックの頭上を打球が超え二塁打。また先頭の代打・野本はファウルで粘り四球。ガッツポーズの野本に、一打席も無駄にできない危機感を感じる。野本の代わりはいくらでもいる中日の現状と、代わりが少ない広島打者との違いなのだろう。

先発の野村は制球が悪かったが、悪いなりに中日相手に二失点。しかも負け投手がつかなかったのは野球の神様のおかげだろう。野球に対する気持ちの差が、結果に現れているようだ。

とまれ、チャンスに打てない打線特に栗原は深刻。対して、甘いコースはフルスイングする中日打線。実はバッティングは難しいものではなく、自分の絶好球はフルスイングすることなのかもしれない。状況をあれこれ考えない シンプルな発想 がカープ打線には必要だ。




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by takaitoko | 2012-04-22 17:18 | 広島東洋カープ

観戦記>広島1-6中日

今日も去年の覇者・中日と格の違いを見た内容。中日・先発の岩田の調子がけっしてよかったのではなく、谷繁捕手の打者の心理を読み、予想を外す配球が冴え渡った。今日の試合に限らず、谷繁には完璧にカープ打線が翻弄されている。例えば、右打者がライト方向を狙っているとみれば、内角にシュートを投げ、詰まらせるなど、ある意味、野村謙二郎監督の采配は読まれているに違いない。

先発の篠田は単に勢いで投球している感じがした。久々の捕手・會澤も右打者の内角ばかり要求していたが、カーブの制球が甘く、更にストレートもコントロールできなければ失点も止む無し。本来の攻めは右打者の内角攻め、カーブでタイミングを外し、外角のストレートやフォークボールで打ち取るべきだったが、篠田のアバウトな制球では野球にならない。中日・岩田もけっして制球はよくなかったが、悪いなりに勝負ところではコースが決まり、女房役の谷繁の好リードが光った。

野球解説の北別府氏が「篠田のカーブがすっぽ抜けましたが、ストレートが活きる配球」と言っていたが、制球定まらぬカーブを有効に使うべきだったのかもしれない。

打線はいつも通り。クリーンアップのヒットは試合も決まった九回裏の栗原のレフト前ヒットだけ。なぜ、先日のDeNA戦のようなエンドラン、盗塁を絡めた機動力野球ができないのか理解に苦しむ。

また、篠田のあと二番手に今村が登板したが、勝ちパターンの投手起用は「先発投手、ミコライオ、サファテ」と軸が決まっているものの、接戦の場合の投手継投が決まっていない。本来ならば、六回表からロングリリーフ候補の中村恭平を登板させるべきだったと思うが、投手継投の拙さも目立った。

ともあれ、中日と広島の質の違いは先日のDeNAにも感じた時と同じ。明らかに「中日>広島>DeNA」という関係になっている。




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by takaitoko | 2012-04-21 18:42 | 広島東洋カープ