15年連続Bクラス決定
2012年 09月 29日
とまれ、去年同様、今年も九月に入り失速。競い合う経験の少なさ、プレッシャーの弱さが指摘されているが、基本的に体力不足もあるに違いない。それは夏バテ対策だったり、監督やコーチの対策不足「なぜ失速するのか」という原因究明がされておらず、反省が無い分、同じ失敗を繰り返すに違いない。
当ブログでは「野村謙二郎監督の利き腕重視打順は多くの選手に試合経験を与える」と指摘したが、利き腕重視ではなく、調子重視、相性重視とすべきだった。この試合も左投手の能見に対し、代打・廣瀬。果たして、廣瀬は能見に相性が良かったのだろうか?ここは左右関係なく、前田智ではなかったか?続く、安部には代打も出さず、そのまま打席では不可解采配と感じてしまう。
全日本女子バレーボールの眞鍋監督ではないが、果たしてデータ重視の野村謙二郎監督野球なのだろうか?と思う。現役時代、常に一軍選手だったエリートの野村謙二郎監督も「なぜ打てないのか?」と毎試合疑問に思ったに違いない。
だが根本的間違いは「気持ちよく打席に立たせるような雰囲気を作っていない」ことにある。カープベンチでは「笑顔禁止」という指示も試合展開では馬鹿げているし、飴とムチを知るべきだろう。野村謙二郎監督を始め、町田、浅井、両打撃コーチも技術的には長けているが、果たして精神面の指導は優れていただろうか?結果から見れば「ノー」なのは明白。
カープを変えるにはカープOBではなく、コーチに定評のある人材を選ぶこと。仲良し倶楽部に陥らない雰囲気を作ること。勝つことの素晴らしさと負けることの悔しさを教えられること。技術、精神両面に優れた人材でないと一生変わることが出来ない。環境を変えるには個々が覚醒し、行動する必要がある。
by takaitoko
| 2012-09-29 21:39
| 広島東洋カープ