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2005~2013の記録


by たかいとこすきな よだえもん

忙中閑話>なぜサウスポー投手を打てないのか

ヤクルト・石川。阪神・下柳そして能見と、カープ打線の“サウスポーは苦手病”が、ここ数年目立つ。前日の能見の攻めは、右打者も左打者も内角に速球、外角に変化球だった。カープ打線は、内角のボールには詰まり、外角の変化球を強引に引っ張り、これまたボテボテの凡打で、外野にボールが飛んだのは8機会。




試合後、小早川打撃コーチは
「ほとんど高めに来ない。各自が対策を考えないといけないのだが、ピッチャーが良すぎた」

と答え、ブラウン監督は
「打者もあえてボール球を振ろうとしているのではない。簡単な指示で打てるようなら(その対策を実行している)…」

と結論付けたという。過去、何試合も苦労している投手ならば、投球を見極め、四球を選ぼうとしただろうか?セーフティバントを試みただろうか?逆方向へ打とうとしただろうか?残念ながら、そんな意思は感じられない試合だった。

小早川打撃コーチの「各自が対策を考えないといけない」という言葉にも嘘がある。各自ではなく、チーム全体で対策を考えるべきであり「ALL-IN」というスローガンも虚しく聞こえる。
by takaitoko | 2009-08-08 03:47 | 広島東洋カープ